バイクでのウィリー初心者の方がフロントアップ~長距離の直線ウィリーをしていくうえで、ここを改善すればよくなるかも?というコツを3つピックアップしてみました!
合う合わないがあるので、気になったものを試してみてください。
基本的なウィリーのやり方はこちらで解説中
▶︎ウィリー初心者向けに練習方法の講座【前編】
ウィリー練習時に意識するべきポイント
空気圧を下げる
空気圧を下げる事でタイヤの設置面積を増やして直線安定性向上の効果が期待できます。
ウィリーで左右に振れる方におすすめです。
しかし、低いままだと左右の微調整が難しくなるので、横に流れたらそのまま修正できずに終わってしまいます。
そのため最終的には標準の空気圧でウィリーできるようになりましょう。
例: Ⅾトラッカー250の場合
フロントアップ~直線少し続くレベル:0.5bar
横に振れると戻せないレベル:1.0~1.5bar
余裕ができてきたら:2.0bar
上級者:3.0bar
空気圧が高いほうが蛇行や左右の微調整がやりやすくなります。
ボディアクションを利用する
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、バイクを操作するときに体の動きを補助代わりにすることをボディアクションといいます。
上手くフロントアップできない方はボディアクションを加えると上げやすくなるかもしれません。
やり方としては、1、2、3回目のアクセルでクラッチミートをします。
ブン、ブン、ブーンといった感じです。文章で説明するのは非常に難しいですが…
まず1回目のアクセルで体を反ります。
この時バイクは10km/hくらいゆっくり走ってください。
2回目のアクセルで体をハンドルに近づけます。
3回目のアクセルのタイミングでウィリーするための回転数に合わせ、体を反ると同時にクラッチミートしてフロントアップに繋げます。
体が上がる動きを補助として利用してフロントフォークを伸ばした勢いをそのまま利用して、フロントアップをやり易くしてくれます。
初心者のころ教えてもらって、このやり方で安定角に入れれるようになりました。
リアサスを固くする
ウィリーが続くようになったがバイクが暴れて制御しづらい方はリアサスを固くすることをおすすめします。
市販のストリートバイクはリアサスが柔らかく設定されていることが多いです。
プリロードをMAXの80%くらいまでカチカチにしていいと思います。
減衰があるならそれも、同じように固くしてください。
よくわからない方は一旦最大まで硬くしてください。
そうすることでウィリー中のリアサスの動きが抑制されます。
リアサスが柔らかいとブレーキやアクセル時の挙動がダイレクトにくるので、硬くすることでその動きを抑える狙いです。
体が上下にぶれにくくなって安定してウィリーしやすくなります。
当然段差に跳ねるので自走で乗っている方は乗り心地が悪くなります。
まとめ
他にも細かいセッティングはありますが、比較的簡単且つ効果がわかりやすいものをピックアップしてみました。
どのようにセットアップするかは同じバイクでも人それぞれなので、まずは試してみるのが良いでしょう。
合わないセッティングで乗った期間にレベルが上がって、元に戻したら成功した!なんてこともよくあります。
なかなか上達しなくて嫌になるかもしれませんが、毎日続けるのが一番のコツかもしれません!
ウィリー初心者にはひたすら練習することが近道でもあります。
負けずに練習して上達しましょう。