レーシングブーツ、オフロードブーツ、ツーリング専用シューズは皆さんご存じの通り存在しますが、バイクスタント専用シューズなんてものはこの世に存在しません。ですがバイクスタントに向いているシューズというのは存在します。
今回はバイクスタントシューズに求めるポイントとおすすめのシューズを解説していきます。
バイクスタントシューズに求める5つのポイント
まずシューズを選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
丈の長さ
バイクで転倒すると重い車体によって足首を挟んでしまいます。
ですから足首を覆うハイカットスニーカーのようなシューズがおすすめです。
ソールの薄さ
ソールが分厚ければクッション性があり足が疲れにくいといったメリットがありますが、バイクスタントではブレーキワークの繊細さが求められますからフットブレーキペダルの感触を足裏で感じやすいソールの薄いものがおすすめです。
ソールのグリップ力
車体の上で軽快に移動したり、不安定だがブレーキペダルから絶対に足が離せない状況といった場面ではソールのグリップ力が肝心です。
耐久性
靴底に穴が開いてしまったり、ソールが丸ごと剝がれてしまえば普通に履けたとしてもバイクスタントにはもう使えません。
簡単には破損しない耐久性の優れたシューズを選びましょう。
コスパ
バイクスタントというのは車体を作るのも乗るにも備品を揃えるのもお金がかかります。あまりにも高価なシューズを選ぶことはお勧めできません。
コストパフォーマンスの高いシューズを選ぶことをおすすめします。
バイクスタントに向いているシューズはスケートボードシューズ
海外のバイクスタント動画をみるとかなりの確率でスケシュー(スケートボードシューズ)を使用しているライダーが見受けられます。
上記でまとめたバイクスタントシューズに求めるポイントというのも、スケシューにすべてが当てはまります。
バイクスタントよりも歴史の深いスケボーのシューズがバイクスタントにも使えるというのはとてもありがたいことですね。
バイク専用シューズはおすすめできない!
レーシングブーツ、オフロードブーツ、ツーリング用ハーフブーツ。
この三つはバイク専用シューズですがバイクスタントには意外と不向きなシューズです。
安全性的に足首を覆うほどの丈は必要ですが、ブーツですと素材が固いため操作性が失われてしまいます。
あらゆる乗車姿勢を行うバイクスタントには不向きと言えます。
まとめ
今回はバイクスタントシューズの選び方を解説していきました。簡単にまとめるとハイカットのスケシューがおすすめということですね。
しかし、人によって好みもありますのでスケシュー以外にもナイキエアジョーダン1などのバスケットシューズを履いてバイクスタントをする人もいます。
スケシューが自分に合わないという方でも今回紹介した5つのポイントを参考にシューズを選んでみるのもいいでしょう。
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