ウィリー練習中、もしくはウィリー中にシートからお尻が滑ってしまった経験はありませんか?タンデムシートに腰を置けるSSタイプのバイクならともかく、オフロード車やモタード車などシートに段のない直線型の場合は、尻が滑ったらバイクを制御できなくなるので滑らないシートは必需品になってきます。もちろん、純正のシートで問題ない場合もありますが、多くのオフロード車やモタード車はシートを変えたほうが自身の姿勢が安定して、結果的に自身の技術向上や乗りやすいバイクを作ることができます。
本記事ではシートの加工法の紹介を行いませんが、紹介するシートは基本的に自身で張り替えることを前提とした商品です。特にシートはバイク操作に直結するため、自身の怪我や事故を引き起こす要因と成りえます。自己責任といえど、雑な作業にならないように安全を意識して作業に当たってください。またすべての記事に通ずることですが、本記事を参考にして事故を起こしたり怪我を負っても、私どもは一切の責任を負いません。
大前提として、スタントにおけるバイクのカスタムは、乗りにくい状態から乗りやすい状態に仕上げることを目的としています。バイクをカスタムした後に、自身が乗りにくいと思えば元の仕様に戻すことはもちろん、他の人と被らないためにクラッチとハンドブレーキの位置逆にしてみたとか、本来必要じゃないパーツをつけて周りにアピールするとか、ダサいんで止めた方がいいです。どの界隈でも通ずると思いますが、ファッションでパーツをつけると変な奴に絡まれると思います。そのパーツ付けてるのに〇〇やってないんだ、、、とか。悔しかったらスタントパーツをドレスアップパーツとして付けるのをやめるか、練習しまくって出来るようになっちゃいましょう。それでは本編に入ります。
オススメのシート
オフロード車・モタード車編
オフロード車・モタード車定番のEnjoyシートは、ベルトをしっかりと締めていないとズボンが脱げる程強烈なグリップを生み出してくれます。このEnjoyシートはカラーが幅広く展開されており、自身のカスタムに合わせて多様な色を選択できます。また、幅広い車種へ網羅しており、基本的にどんなバイクのシートにも取り付けできます。価格は日本円で約15,000円から2万円程です。シートの張替えは自身で行うタイプなので、自信がない場合はお近くのバイクショップなどにお願いしてみてください。自分で交換したい!と挑戦される方に向けて、本ブログで今後記事を書こうと思っています。ご期待ください。
SS・ネイキッド編
SS・ネイキッド車でのおすすめは、Bella製のシートです。大きな形状を取られたタンデムシートには、ストックでは届かなかった腰にフィットして抜群の安定感を醸し出してくれます。また、シート表面のグリップも良く傷もつきにくい加工が施されています。
しかしながら、このBellaのシートは購入方法がとても複雑で様々なパターンが存在します。今後このブログでも紹介しようと思っているので、ぜひチェックをお願いいたします。
まとめ
今回はおすすめのシート2つを紹介しました。もちろん、この二種類以外にもシートの種類は存在しますし、いいものもたくさんあるかと思います。今回は筆者が試した中でのカテゴリーベストだったので、このような記事となりました。でも、だいたいのスタントバイクはこの二つに集約されると思います。
今現状自身のウィリーがうまくいかなかったり、自身の成長に伸び悩んでいる方はぜひ、乗りやすいバイクを作ることを目的としたバイクカスタムをおすすめします!
また、スタント初心者に向けた記事はこちらよりご覧ください。