ウィリーだけではなくストッピーやドリフト、将来的に大型バイクでスタントライディングしたい人向けにおすすめのバイクを紹介します!
スタントをする最初のバイクは、お金をかけず安全にウィリーサークルを取得するのを目的で購入すればいいと思います。
半年~1年は小型バイクで基本トリックを練習して、その後売却して250ccにステップアップするのがおすすめです!
最初からハンドブレーキを取り付けたり、ケージ類にお金をかけたり…
そのバイクで楽しみたい方には良いと思いますが、将来的に大型バイクでバイクスタントがしたい方はモタードタイプのバイクを推奨します!そのままでも頑丈で倒しまくっても非常に長持ちします。
最初のバイクではシッティングサークルとワンフットサークル、テールスクラッチ、ストッピーターンだけ取得できれば良いと思います。
そのために初心者おすすめのバイクを5台紹介します!
注意事項:バイクスタントをするにはウィリーバーや駆動系、ペダル等の部品交換が必要になります。どのバイクでもある程度の整備技術は必要なので、それを前提としたメリットデメリットの解説です。細かい整備については整備のカテゴリーをご覧ください。
初心者におすすめのバイク5選
Dトラッカー125 ★★★★★
ウィリーサークルを覚えたのがDトラッカー125で、本当におすすめできるバイクです!
普通にショップで買うと高いですが、フリマやオークションサイトを上手く活用すれば安く買うことができます!
メリット
・ポジションが250ccのモタードに似ている。
・ちょうどいいパワー
・Fi(ヒューエルインジェクション)なのでキャブを触る必要が無く、エンジントラブルが少ない
デメリット
・新しめのバイクなので金額が少し高い → オークションサイト等で購入する
・タイヤが限られる → オークションやセールを狙う
KLX125(Fi)☆★★★★
メリット
・Dトラッカー125のオフロードホイール装着車なので、同じようにポジションが良い
・ちょうどいいパワー
・Fiなのでキャブを触る必要が無く、エンジントラブルが少ない
デメリット
・新しめのバイクなので金額が少し高い → オークションサイト等で購入する
・オフホイールだとサークルの挙動がワイドになって少しやりづらい → 慣れるまでやる
・サスペンションが柔らかく設定されている → 硬くする
XR100モタード&KSR110 ☆★★★★
メリット
・そのまま倒しても壊れないくらい頑丈
・車高が低いので足付きが良い
・マイルドなエンジンなので派手に捲れにくい
デメリット
・古いバイクなので整備が多くなる → 整備もスタントには大事なので勉強になる
・小さめなので身長が高め人には窮屈に感じるかも → 慣れます
Dトラッカー250 ☆☆★★★
メリット
・昔から人気のバイクなので情報が多い
・乗れるようになったら大型バイクに移行しやすい
・純正キャブのままでもスタントに最適
デメリット
・初心者にはパワーがありすぎて危ない → 半年1年ではなくもっと長い期間練習し続ける
・転倒時にペダルでエンジンが割れる可能性が高い → ペダル交換する
ステップアップの方法
小型バイクから始める場合は次のバイクに250cc、大型バイクとステップアップするのをおすすめします。
最も早く大型バイクに移行できると思いますが、3台分のお金がかかります。250ccから始めた方で派手に壊して修理費用で、結局125cc1台分と同じ額かそれ以上の金額を使っている人も少なくはないので、小型バイクで慣れて250ccに乗る方が怪我や破損のリスクを最小限に抑えてスキルアップできます。
250ccで始める場合でも、最初にワンフットサークル、シッティングサークル、テールスクラッチを覚えてからハンドブレーキを取り付けるのを推奨しています。
まとめ
ステップアップを考えている方はダブルキャリパーやケージなどのパーツにお金をかけるのは正直おすすめできません。
今回紹介した小型バイク4台に関しては特徴が似たり寄ったりなので手に入りやすい車体を購入すれば良いと思います。
最初の練習用バイクは安く抑えて、使わなくていいお金は次のバイクのために貯めておきましょう!
急いで大型バイクに乗っても基礎が出来ていない状態だと中々成長できないので、小型バイクの時からしっかりとサークルの感覚を染みつけられるように練習しましょう!
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