エアクリーナー豚鼻は取る?取らない?メリットデメリットを紹介

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昔からウィリーをしていた人たちに「豚鼻取った方がいいよ」と言われたこと、一度はあるんじゃないでしょうか。

そもそも豚鼻って何?!っていう人もいると思います。

そんな方々のために、本記事では豚鼻を付ける付けないで何が変わるのか、実体験をもとにお話しできたらと思います。

豚鼻とは

duct

豚鼻とは、エアクリーナボックスにくっついているダクトのことを指します。

英語だとインテークダクトなんて言ったりするそうです。

豚鼻の由来は画像をご覧の通り、豚の鼻のような形から来ていると思います。

さて、この豚鼻はどのような役割を担っているのでしょうか。

豚鼻の役割

豚鼻ことインテークダクトは、エアクリーナーボックスに付随しているため、外気からエアクリーナーボックスに吸気する役割があります。

またその形状から、流入させる空気の量を形状によってコントロールもできます。つまり、あえて吸気をしづらくさせる役割も担っています。

また、豚鼻の取り付け角度によってはエアクリーナー、そしてキャブやインジェクション、エンジン内部に雨水などの水分や異物などの混入を防ぐ役割もあります。

duct2

これはNinja250SLのエアクリーナーボックスのパーツ図面になります。

このように、Ninja250SLの場合には豚鼻の先端が真下になるように取り付けられています。

豚鼻を外すとどうなる?

前述した通り、豚鼻を外せばより多くの外気を、損失なく吸気することができます。

豚鼻を外した方がいいという人たちは、この吸気量を増やすことを目的として外すことを推奨しているようです。

しかしながら豚鼻で吸気量を調整しているとしたら、混合気の比率が変わってしまうと思いませんか?

ECUの書き換えなど、自分でセッティングを行える人は問題ないかもしれませんが、多くの豚鼻を取っ払ってしまう人は、手軽かつ安価にバイクをカスタムしたいはずです。

250cc単気筒の場合ですが、豚鼻を外すとパワーが落ちます。定量的なデータの基づくものではありませんが、大きく体感できます。特に、高回転でのトルクが薄く感じました。

ウィリーで言えば、高回転側で拾えてたものが拾えなくなって、トルクの減少を顕著に感じられると思います。

メリットは、特に感じませんでした。

吸気音もくそダサくなります。

なので、豚鼻を外すのはあまりお勧めしません。

最後に

豚鼻に関しては、様々な方のブログを見る限り、いろいろな意見があると思います。

この記事では私が実際に感じたことなので、鵜呑みにしないようにしてください。

バイクのカスタムは自分のやりたいようにやって、ダメだった時もまたそれは経験値になります。

気になるものはぜひ試してみてください!

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