バイクに乗られている皆さん、しっかりと自賠責保険には入られていますか?
私はよく、自賠責保険に入っていない原付を見かけます。
この後も説明しますが、原付から大型バイクまで、排気量関係なく自賠責保険は加入が必須です。
この記事ではわからない方のために解説します。
自賠責保険とは?
自賠責保険とは、自動車損害賠償責任保険の略称で法律で加入が義務図けられている保険であり、強制保険ともいわれています。
この自賠責保険は交通事故における被害者に対して救済するための物であり、自動車やバイクの運転手が他者を負傷、または死亡させた際、被保険者(加入している運転者)が損害賠償責任を負う際に保険金が支払われます。要するに、事故を起こした時に自分の代わりに支払ってくれる保険です。
この自賠責保険は、車検を必要とする250cc以上の車両であれば、2年周期で更新することになります。126cc以上250cc以下の車両は、ナンバー発行時であれば陸運局で自賠責に加入するように指示されます。自賠責保険証がないとナンバーを発行してくれません。
原付についてですが、、、役所がナンバーを発行するのですが、発行の時には自賠責保険証は必要ありません。
原付を含むナンバーに、二輪車は自賠責ステッカーを張り付ける義務があります。しかしながら、車検を必要としない車両では、自賠責切れの車両は多々見かけます。原付なんかはそもそもステッカーがついていないこともあります。
これらの義務に違反すると、どのようなペナルティがあるのでしょうか。
次の項で紹介します。
自賠責保険違反のペナルティ
自賠責保険に未加入で運転した場合の罰則は2つあります。
1つ目は1年以下の懲役または、50万円以下の罰金
2つ目は交通違反として違反点数6点、累積ゼロであれば免許停止30日
となります。
自賠責自体は1年単位で契約可能で、その金額も7000円程です。
そんな安い保険に入らないだけで、捕まった時のリスクは割に合わないほど大きいです。
また、懲役または罰金は刑事処分であり、行政処分がまた別で追加されます。
こんなしょうもないことで高額な罰金を払わされないように、自賠責保険には必ず加入、また期限が切れている場合には早急に更新を行いましょう。