今回はバイクのユーザー車検の流れを元車検屋が簡単に説明します。
初めての車検は不安でいっぱいです。車検場に行っても大半が慣れている業者さんで、役所のように案内人がいるわけでもありません。
そんな方に今回は元車検屋の私が車検の流れを簡単に説明していきますので、少しでもお役に立てればなと思います。
車検当日までにしておく準備
車検の予約
予約は必ずしましょう。繁忙期になると予約なしでは車検を受けられない可能性もあります。
「自動車検査インターネット予約システム」と検索し、お近くの陸運局を選択し、予約を済ませましょう。その際予約番号をスクショなりメモなりとっておきましょう。
ちなみに決算期の3月と9月は車検コースも名義変更などの登録窓口もかなり混みます。
車両の点検整備
車検に一発で受かるために点検整備を事前にしましょう。光軸や排ガスが心配な方はテスター屋で事前に見てもらい、対策しましょう。
持ち物
現金、車検証、今までの自賠責証明書と新しい自賠責証明書(当日に更新するでもOK)、自動車税の納税証明書、印鑑。継続車検であればこれだけでOK
当日の流れ
1.書類作成
書類はご自由にお取りください方式でおいてあるので継続検査用の書類を3枚ほど取り、書類作成台にて必要項目を埋めましょう。
分からない方は相談窓口へ行き、何が分からないのかを伝えてください。「バイクの継続検査をしたいが何もわからない」と言えば、書類の準備から書く項目まで教えてくれます。逆にわからないことを中途半端に伝えてしまうとそのことしか教えてもらえず即相談終了となりますので注意!
自分で書くのが面倒というかたには車検場の周りにいくつかある代書屋さんをオススメします。継続検査であれば1000円ほどで代書してくれると思います。
2.証紙購入
3.受付
証紙を貼った書類、車検証、旧自賠責、新自賠責、納税証明書をもって受付窓口へ。
この時点で点検記録簿があるか聞かれるがある人はその場で出す、まだの人は「後点検です」と伝えれば受付完了。※後点検と伝えた方は車検後に整備工場にてしっかりと点検してもらいましょう。
4.検査コースへ
ここでやっとバイクの検査コースに並べる。車体と書類一式をもっていき、検査開始。
5.合否
車検合格したらコースの最終窓口で車検証発行→無事終了。または、先ほど受付をした建物内の交付窓口に行き、車検証発行→無事終了。
不合格の場合、自分で整備点検調整するか、近くのテスター屋にお願いするかして再びコースへ並び検査を受けましょう。
まとめ
今回はバイクのユーザー車検の流れを簡単に説明しました。
バイクは軽二輪ですが車検は軽陸ではなく、普通車と同じ陸運局です。紛らわしいとこではありますがお間違えの無いように気を付けてください。